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フォトコンテストが「いいことずくめ」な3つの理由

スタッフコラム

JUN01, 2017 / Written by 大貴中島

フォトコンテストが「いいことずくめ」な3つの理由

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昨今、各住宅会社でよく目にするようになった「フォトコンテスト」。 イベントを企画したり選考したりと、手間がかかると感じる方も多いかもしれませんが、SNSの影響が大きい現代では、その手間に見合う、大きなメリットが企業側にあります。 今日はその理由を3つほどご紹介しましょう。  

◆はじめに:フォトコンテストって何?

はじめに、フォトコンテストについておさらいをしておきましょう。 これは、引き渡し後に、OBさんの協力のご協力を仰いで、実際に暮らしているシーンの写真を応募していただき、それをWEBサイトなどに「コンテスト」形式で掲載するものです。

◆理由① 引き渡し後のお施主様のリアルな生活写真が入手できる

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 一般に、住宅工務店が持っている施工写真には「家具」や「人物」が写っていません。完成前の物件に家具を搬入し、モデルを用意し、写真を撮影する、といった手間は、工事スケジュール的になかなか簡単にいくものではないからです。 仮にできたとしても、どうしてもリアルな生活感からは離れた、「作られた」印象の写真になってしまいます。   一方で、これから家を建てる方にとっては、引き渡し後のリアルな暮らしこそ、大きく興味を引かれるもの。「きれいに作られた写真」は、雑誌やインターネットでよく目にしますが、「住宅を購入したら、家族がどんな暮らしを送れるのか」をイメージできるのは、やはり実際に暮らしている方たちの生活風景なのです。   フォトコンテストが多く開催される理由は、こうした両者の悩みを解決する手段であることが、まず第一にあるといってよいでしょう。

◆理由② フォトコンテスト自体に宣伝効果がある

f3 昨今のインターネットの利用傾向では、いわゆるSNSの利用が非常に拡大しており、SNSによる拡散は大きな広告効果を生む可能性を秘めています。   SNSでの拡散は「情報ネタ」と、フォローをしている読者「シェア」の掛け算によってもたらされます。 SNSのユーザーは「何か面白いネタがあったら、みんなと共有したい」という動機で、日々情報ネタを探しています。つまり、「思わずシェアしたくなる」ネタを準備できれば、自社サイトの拡散を達成することができることになります。フォトコンテストはこの動機に非常にマッチする企画ネタなのです。 「こんな暮らしがしたいよね!」「こんな庭に憧れるよね!」かもしれませんし、もしかしたら「この家具、家にあるのと一緒(笑)」かもしれません。フォトコンテストで切り取られた日常は、シェアしたくなる動機をふんだんに含んでいるのです。   また、フォトコンテストでは、一般的に ・OBさんにはコンテストのための写真を応募してもらう ・集まった写真コンテストの投票を、サイト来訪者や、リアルの店舗での来場者へ依頼する といった流れで開催されます。 ここで重要なのは、「投稿したOBさんその人が、自分の写真に投票してもらうために、SNSでフォトコンテストを拡散してくれる」ことです。結果、シェアの数は増え、OBさんのお友達に自社を知ってもらうチャンスが創出されるのです。  

◆理由➂ 写真の2次利用が可能に

f4-2 多くの住宅会社のSNSは、 「イベントの案内」 「施工事例の更新案内」 「ブログ更新のお知らせ」 になりがちです。これでは押し付けがましいし、読者も飽きてしまい、SNSを頻繁に来訪してくれる動機にはなりません。 結果として、イベントの来場や、資料請求などの効果も上がらず、フォロー数が1,000件を超えたあたりで更新が滞ってしまう会社が、非常に多く見受けられます。   そこで役立つのがフォトコンテストで集めた写真。 応募していただく際、著作権を「投稿者」ではなく、「会社」にしておくことで、集めた写真をSNSに自社のコンテンツとして投稿することができるのです。 SNSでは見てもらえる、シェアされるために、写真が非常に重要です。案内や告知ばかりのSNSと、魅力的な写真が随時公開されるSNSと、どちらがより見てもらえるか、シェアされるかは、いうまでもありません。   さらに、施工時にフォローたけしてくれていたOBさんが、しばらくたってフォトコンテストの写真を見てシェアしてくれることもあるでしょう。 フォトコンテストはOBさんを、良い意味で「巻き込み」ながら、長く自社の魅力を拡散してくれるのです。  

◆最後に

情報が溢れる時代だからこそ、利用者のリアルな情報はとても貴重です。 フォトコンテストはお客様に喜ばれながら、自社の魅力拡散できる、素晴らしいイベントなのです。   次回はフォトコンテストの開催方法編をご案内します

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